上質なブランド豚・銘柄豚が多い奈良県
奈良県の豚肉生産は頭数は多くはありませんが、一戸当たりの生産頭数は増加傾向にあります。
そんななかでも上質で評価の高いブランド豚肉が存在しています。
【ヤマトポーク】奈良県を代表するブランド豚肉
奈良県内の指定農場が生産している「ヤマトポーク」。
「大和牛」「大和肉鶏」などと並ぶ大和畜産ブランドのひとつでもあります。
奈良県畜産技術センターが脂肪交雑(肉の霜降り具合)を目安にして開発した豚と飼育法から「ヤマトポーク」は生まれました。
肉の臭みの原因となる動物性原料(肉や魚、卵などを含む原材料)を一切使用せず、穀類をベースに菓子粉やパン粉、玄米などを配合した高カロリーの飼料を与えられ、ジューシーな肉質となります。
一般的な豚よりオレイン酸が豊富でとろける脂肪も特徴のブランド豚肉です。
【ばあく豚】珍しい交配のブランド豚
奈良県五條市の泉澤農園で生産されている「ばあく豚」。
黒豚(バークシャー種)とデュロック種の交配で珍しい組み合わせのブランド豚です。
飼料にはリサイクル食品(パンくずやビール麦の残渣など)が配合されフードロスにも一役買っています。
霜降りで脂のしまった肉質で噛み応えもあります。
主に自社工房ばあくでハムやベーコンなどに加工されて販売されています。
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