2000年以上の歴史がある長崎県の和牛
長崎県は五島列島を始めとして47都道府県でもっとも島が多い県です。
とくに離島では肉牛生産が昔から盛んに行われてきました。
長崎県の農畜産業の中で肉牛生産は約3割を占め、県内で第1位の産出額となっています。
長崎県では弥生時代の遺跡から牛の骨などが発見されており、地理的にも朝鮮半島から牛が伝わってきたのでは、とも言われています。
また国際貿易の拠点としての歴史から、長崎市に日本初の牛の解体所が開設されました。
【長崎和牛】内閣総理大臣賞も受賞
「長崎和牛」は長崎県全域で生産されているブランド牛です。
2012年(平成24年)の第10回全国和牛能力共進会では内閣総理大臣賞(日本一)を受賞しています。
4等級以上の長崎和牛は「ながさき和牛」として流通します。
繁殖から肥育まで一貫生産なのも「長崎和牛」の特徴です。
そのため安心・安全にも直結しているブランド牛です
【壱岐牛】島内一貫生産
長崎県の壱岐島でのみ生産されている「壱岐牛」。
誕生からすべて島内で生産されていることが壱岐牛の定義のひとつとなっています。
壱岐島で誕生した子牛はとても評判がよく、松阪牛などの有名なブランド牛の素牛としても出荷されているほどです。
海からのミネラル分をたっぷりと含んだ牧草を食べているため、栄養分豊富な肉質となっています。
週間人気記事ベスト5