日本一最多受賞の岩手県のブランド牛肉・銘柄牛
本州では最大の広さを誇る岩手県。
西に奥羽山脈、東に北上山地があり豊富な水と肥沃な大地で古くから畜産業も盛んに行われてきました。
生産量も全国5位(令和3年)と上位。
何と言っても岩手県産の黒毛和牛は全国肉用牛枝肉共励会で日本一を最多受賞しています。
【いわて牛】岩手県産黒毛和牛の総称
岩手県育ちの黒毛和牛の総称「いわて牛」
日本全国、海外向けに岩手県産のブランド牛を売り込もうという取り組みから生まれました。
中でもAB5等級に認定された個体は「いわて牛五ツ星」として出荷されます。
【前沢牛】東の横綱で日本一を何度も
岩手県を代表するブランド牛「前沢牛」
全国でも数々の受賞歴がある日本でも有数のブランド牛です。
陸のトロと呼ばれるほどの上品で上質な肉質で全国的にも人気の高いブランド牛です。
【いわて奥州牛】前沢牛と同じ地域から
「いわて奥州牛」は平成18年に水沢牛・胆沢牛・衣川牛・金ケ崎牛の4銘柄が統一され生まれたブランド牛です。
子牛も岩手生まれが大半で「生まれも育ちも岩手県」で大切に育てられています。
同じ奥州地区の「前沢牛」にも劣らないほど評価も高まっています。
きめ細かな肉と良質な脂がポイントのブランド牛です。
【いわて門崎丑】エコフィードで柔らか
岩手県一関市で生産されている「いわて門崎丑」
生産している「いわて門崎丑牧場」では、繁殖から肥育、加工までを一貫して行っています。
地ビールの搾りかすやウイスキーの澱、おからなどが配合された独自のエコフィード認証の発酵飼料を与えられ、ホルモン剤などは未使用で育てられます。
※澱…液体の底に沈んでいるかす。
おりこの特別な飼料によって牛の腸内環境が改善され、良質でやわらかな肉質が実現されます。各部位や内臓(ホルモン)は肉質が細かく、甘くジューシーで、脂身も控えめで胃もたれしにくいのが特徴のブランド牛です。
【いわて短角牛】赤身が美味しい希少種
岩手県で生産されている「いわて短角牛」は和牛の代表品種4種の内の一つである日本短角種のブランド牛です。
日本短角種は全国で約7,000頭が飼養されていますが、そのうちおよそ4割が岩手県内で飼養されており、岩手県が日本一の産地です。
それでも全国の肉用牛頭数の僅か0.5%以下という希少な存在です。
黒毛和種とは違い脂肪分が少ない為すき焼きやしゃぶしゃぶよりも焼肉やステーキがおすすめ!
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