土地柄を生かした和牛生産が行われている「長野県」
長野県は南北に長く、周囲が高い山々に囲まれた盆地です。
長野県はキャベツなどの葉物野菜やリンゴなどの果樹生産が有名です。
和牛生産も他の産業と連動しながら行われているようです。
【信州プレミアム牛肉】厳しい基準をクリアした和牛
長野県のブランド牛肉を語る上でまずは「信州プレミアム牛肉」について
長野県産の牛肉の中でも最高級品の「信州プレミアム牛肉」
独自の基準を満たした牛肉でないと認定されない牛肉です。
特にオレイン酸の値は肉の香りやくちどけの指標になりおいしさの基準のひとつになります。
このオレイン酸に注目したのは長野県が初めてとも言われています。
※オレイン酸…不飽和脂肪酸の一つ。オリーブ油に多く含まれていてコレステロールを減らしたり、便秘を解消したりする効果があると言われています。
ポチップ
【りんご和牛信州牛】オレイン酸豊富
肥育のためにリンゴジュースを絞った後の絞り滓を配合した専用飼料を与えられて育った「りんご和牛信州牛」。
専用飼料には他にもおからやワインの滓、酒粕、味噌大豆の煮汁など長野県の名産品の副産物が含まれています。
「りんご和牛信州牛」は専用飼料を与えられていない和牛よりアミノ酸が豊富で、脂肪の融点(脂肪が溶ける温度)が低くても冷めた時に固まりにくい脂肪の肉質になっています。
「りんご和牛信州牛」は旨味たっぷりでとろける味わいです。
【阿智黒毛和牛】生産量少幻のブランド牛
「日本一の星空」で有名な長野県阿智村で生産されている「阿智黒毛和牛」。
生産頭数を限定、さらにA-4、A-5ランクに限定して出荷しているので一般的にはなかなかお目にかかれないブランド牛です。。
甘みと風味が調和し、柔らかな食感で希少価値の高いブランド牛です。
販売も長野県飯田市の「土屋精肉店」のみ。まさに幻のブランド牛です。
【北信州美雪和牛】A5割合高め
長野県の北東部の山間地帯で生産されている「北信州美雪和牛」。
年間出荷頭数は２００頭にも満たないほど少ないですが、8割がA-5等級になるほど高品質でレアなブランド牛です。
【信州蓼科牛】人気の交雑種
長野県佐久市周辺、蓼科山のふもとで生産されている「信州蓼科牛」
黒毛和牛の雄とホルスタイン種の雌の交雑種になります。
飼料に長野県産のコシヒカリも配合されていて、まさに地産地消。
きめ細やかな肉質で黒毛和牛に近い味わいながらもリーズナブル！
メディア紹介も多く注目のブランド牛肉です。
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