地域で連携強化、山口県のブランド豚肉・銘柄豚一覧
山口県の養豚業は山間部、特に盆地での生産が中心となっています。
他の農業や産業と結びつきで生産協力がされているようです。
【鹿野高原豚】ハイポーを日本人好みに改良
山口県周南市の鹿野ファームで生産されている「鹿野高原豚」。
異なる系統豚の配合を繰り返したオランダ由来のハイブリットポーク(通称ハイポー)を日本人好みに改良を重ねたブランド豚肉です。
肉質が柔らかで保水性が高くジューシーな味わいです。
鹿野ファーム自家製のハムやソーセージも人気商品となっています。
【萩むつみ豚】エコフィード活用
山口県萩市、小野養豚で生産されている「萩むつみ豚」
むつみ地区は中国山地に囲まれた盆地で農業が盛んな地区でもあります。
小野養豚では「萩むつみ豚資源循環クラスター協議会」という組織のもと、製造ロスとなったパンや野菜残さなどを配合した飼料で豚を育て、豚の排泄物からの堆肥を農業法人などに提供しています。
こうして各組織がつながって「萩むつみ豚」は育てられています。
令和元年度にはエコフィードによる畜産物生産の優良事例として最優秀賞を受賞もしています。
甘くて柔らかな食感のブランド豚肉です。
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