観賞用の鶏が大事に飼われていた高知県
高知県では昔から、温暖な気候での農産物の栽培、太平洋の豊かな漁場が近いことから新鮮な魚など食物が豊富なことで有名でした。
そのため鶏は観賞用として大事に飼われていたようです。
現在日本で鶏の在来種として認定されている種は主に34種類ありますが、高知県原産の種はそのうち8種類と多いのはこのためではないかと言われています。
【四万十鶏(銘柄鶏)】ミネラル分豊富
「四万十鶏」のデータは…
- 品種…コーニッシュ♂×白色ホワイトロック♀
- 飼育地…高知県
- 飼育期間…平均50日
- 飼育方法…平飼い
- 生産団体等…高知県食鶏農業協同組合
「四万十鶏」 は高知県で飼育されている銘柄鶏。
配合飼料には、鶏肉特有の消臭効果の期待できる「木酢精製液」、豊富なアミノ酸やミネラルにより肉の旨みを引き出す「海藻」、肉の光沢、色合い、弾力を引き出す「ヨモギ」等を与えています。
【土佐ジロー(地鶏)】ジビエのような味
「土佐ジロー」は高知県で生産されている卵肉兼用のブランド地鶏です。
ジビエのような味と評判です。
肉用は主にオスで出荷時でも約1.5kgと小柄ですが濃厚な旨味たっぷりの肉が特徴です。
卵は有精卵で卵も通常と比べて小ぶりですがコクがあり卵かけご飯は最高です!
【土佐はちきん地鶏(地鶏)】低脂肪で味わい深い
土佐の女性を意味する、はちきんという言葉が付けられた「土佐はちきん地鶏」
高知原産の在来種鶏「土佐九斤」を用いて高知県畜産試験場が開発しました。
脂肪分が少なく、地鶏ならではの歯ごたえで塩焼きが美味との評判です。
週間人気記事ベスト5