地元の飼料で生産、高知県のブランド豚肉・銘柄豚
高知県と言えばカツオの一本釣りが有名で海のイメージが強いです。
しかしながら森林率は約84%で全国一位。
※森林率…ある特定の地域の森林面積の割合
海のそばまで山間部がきていることになります。
高知県の養豚業はそんな山間部を中心に行われていて、農家一戸当たりの生産数も増加傾向にあります。
地元の米や麦などの飼料を使った循環型農業にも一役かっています。
【四万十ポーク】各農場ごとに特色
高知県の南西部、四万十町で生産されている「四万十ポーク」
四万十町は日本最後の清流と呼ばれる四万十川の中流域にあたります。
「四万十ポーク」を生産している農場は4社あります。
ベースとなる飼料は同じですが、各農場で最終段階ではメインとなる配合飼料が異なります。
このような生産形態は全国でも珍しく、各農場のこだわりが見られます。
柔らかで良質な脂に、甘みの強い肉質、そして各農場ごとの微妙な違いを食べ比べてみるのも「四万十ポーク」ならでは。
【ゆず豚】ゆずの皮で旨さもUP
高知県安芸郡奈半利町のなはり池里農場で生産されている「ゆず豚」
その名の通りゆずを与えられて育っています。
ゆずの皮には抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEが豊富に含まれており、豚の健康管理にも役立っているそうです。
脂っこさの少なさと臭みの少ない肉質で旨味と甘みのバランスが良いブランド豚肉です。
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