大規模経営の青森県のブランド豚肉・銘柄豚
青森県の養豚業は一戸当たりの生産頭数が全国一位になったこともあるほどです。
県の南部を中心に飼料や飼育方法にこだわったブランド豚肉・銘柄豚が多いのも特徴です。
【奥入瀬ガーリックポーク】特産のにんにくで栄養豊富
その名の通りにんにくを食べて育った「奥入瀬ガーリックポーク」
青森県はにんにく生産量断トツで全国一位。国産にんにくの約8割は青森県産です。
JAや青森県畜産試験場などの連携により開発されたブランド豚肉で約200日という長めの飼育期間をとっています。
一般的な豚肉よりもビタミンB1や旨味成分のイノシン酸が多く含まれていて、脂身までおいしいと評価の高いブランド豚肉です。
某航空会社のファーストクラスの機内食にも採用されたことがあるほどです。
【長谷川の自然熟成豚】長期飼育で熟成
青森県の西部、日本海に面した鰺ヶ沢町で生産されている「長谷川の自然熟成豚」
一般的な豚より長い10か月間の飼育で生きたまま熟成される為旨味が増すそうです。
飼料には野菜やパン、さらには日本海の海水などが混ぜ込まれており、発酵したのち与えられています。
臭みが少なく適度な霜降りでトンカツなどにしても噛み切りやすい肉質です。
【つがる豚】特産のりんごで美味しく
青森県の鶴田町、木村牧場で生産されている「つがる豚」
お米と特産の青森りんごの搾りカスをはじめとした食品残渣で作られた飼料を与えられて育ちます。
品種はオランダ原産のハイポ―種と呼ばれる「四元豚」で、柔らかな肉質と繊細な甘みのある脂がかもしだすジューシーさが持ち味。
一般的な豚肉よりビタミンB1とオレイン酸を多く含むため、疲労回復や肌荒れ防止にも効果があると言われています。
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